
平穏な日々が続いた。毎日、同じように日が登り、海に沈んで行く。そして月が明るく海面を照らし、星が空一杯に煌めいていた。何て穏やかで心地良い時間だっただろう。海上での生活に身体も慣れて来て、やっと余裕が持てるようになって来た。常時T-shirtsと短パンで過ごせる気温も心地良かった。そして真夜中に星の本を片手にCockpitに出て、やっとゆっくり星を観察する気持ちになった。

San Franciscoを9/09(Fri)に出発。とりあえずHawaii諸島のHilo,Hawaii Islandを目指して、初の外洋長距離Shakedown航海に出発した。その距離、2090NM。経路はJimmy Cornell著、World Cruising Routes(第五版)に従って、途中のWaypointsを決めた。

やっとSan Franciscoに到着した。Drakes bayから泊地のSausalitoまで31.6NMだった。事前に2つのRoute planを組んだ。Guidebookに荒れたら絶対使うなと書いてあった沿岸Routeと本船も使用する通行レーンが設定されているRouteだ。もちろん後者は距離が長くなる。

8/07(Sun)の15時過ぎにDrakes Bayに到着。ここもPort Orfordと同じく外洋に面している場所にもかかわらず、天然のAnchorageとなっている。航海記などや電波局ではBayの名で呼ばれるより、岬名であるPoint Reyesと呼ばれた方が分かり易いかも。Guidebookによるとこの場所もVancouverと同じように探検者であるSir Francis Drakesの名前から来ているようだ。1579年にここでAnchoringしたらしい。それを思うと感慨深いね。

7/10(Sun)昼頃、Brookings harbourのDockを離れ、Fuel dockにて給油、給水、ゴミ捨て。Barを出て湾に出たのは14時くらいになっていた。そこからplanでは最短64.2NM先にあるTrinitidad,Cariforniaを目指した。翌11(Mon)は風が無く潮流に流される感じでやっと20NMを南下。7/12(Tue)午後Trinidadの緯度とほぼ同じ所まで来たので、帆機走でTrinidadの湾に入りAnchoring完了が15:40だった。

7/07(Thu)の夕方まで仮眠を取ったりして待ち18時過ぎにAnchorを揚げてSmall craft advisoryの中、出発。翌07/08(Fri)にRoute planでは46NMの距離にあるBrookingsのPort of Brookings Harbourに到着した。

結局、1月滞在したCharleston Marina(Coos Bay)を予定通り6/29の午後一でDock outした。Barはあらかじめ調べてあったSlack waterで無事切り抜け順調に岸から離れた。天候もよく北風に乗って順調に南下を再開した。修理したFurlerもとりあえず問題なく使用出来る事がわかった。そして6/30にPort Orfordに到着してAnchoring。

Coos Bayに昼頃到着。ここでもまた風が強く、思い通りに操船できずに結局Fenderや舫索を対舷に移したりして1時間以上かけてDockingした。元々舟の大きさに対して小さめの馬力のEngineなので、常に水中に在るWindvane rudderが操舵を邪魔している状態では操船がさらに厳しくなる。Bowに受ける風圧抵抗によって思うCourseが思うように取れないのだ。
Newport MarinaでZinc Anode(;防食亜鉛)の欠落を発見して、急所Haul-out(;上架)することに決定。Marina officeで教えてもらったYaquina river上流3.5NMにあるRiverbend社へ5/04(Wed)に移動。そして5/05(Thu)深夜01:30にHaul-outした。

Newport,OR. [Yaquina Bay]に05/01(Sun)に19時到着。今回のLegほど風向と天候に恵まれたCruiseは今までの中で初めての体験でとても新鮮だった。時期と出発時を選べばこれほど快適にCruisingが出来るという見本の様な状況下だった。それにも関わらず・・・。