
現在、前回のlegでのMain sailとJib furling systemに問題が出たので、Charleston,OR.(Coos Bay)に引き続き滞在中。数日前に、Astoriaで随分世話になったCaptain Richardから、有益なColumbia reportを貰ったので掲載。
Astoria入港時に、荒れると危険だと言われる大河であるColumbia river barを通過した際の過去記事はこちら。>2010,Dec,21 「Dinghyのsailing感覚をCruiserで」
僕は通り過ぎてきた場所なので、今更こんな情報をココに掲げても上手く検索に引っかかって必要とするYachtyが読んでくれるかどうかもわからないのだけれど、こんな事もあるということで記載して残しておきたいと考えた。そこでCaptain Richardから貰ったMailを許可を得てそのまま掲載する。
Title:Colunbia River Bar
Well the outbound boats are building up the Cost Guard has closed the bar. a few days ago. We are getting high water flow due to snow melt in the mountains, river is very high and swells from the northwest are big so the outgoing water against high swells makes for a big bar. Boats went out on morning tide and CG turned them back. So you made it out on a weather window just in time.
Hope you get your furler fixed.
Capt. Rich
簡単に内容を意訳して書いてみると、
「ロッキー山脈からの雪解け水がColumbia川に大量に流れ込み、丁度、外洋からは北西からのうねりでBar入り口付近にとてつもなく大きく危険な波が起きている。ここ数日、US Coast guardによってColumbia riverから出て行く船は制限され、実際にU-turnさせられた船もあった。この時期、天候によってBarの扉(window)の開閉がされる。」
キャプテン・リチャード
そう、彼から昨年9月に到着した後にも聞いていた。春の雪解け水が流れ出す時期は、Columbia川の水量が増えとても危険になることがあると。実際に過去から多くの船舶が沈み、多くの人が死んでいる。たぶん、実際に自分の目で見るまでは、このColumbia川のスケールのデカサは理解出来ないんじゃないだろうか?と思ってしまうが、日本の河川の感覚とは全く違ったレベルの川なのだ。もともと長く、広範囲にわたった土地から集まり流出している河川なので水量が半端な量ではない。それが春の到来と同時に、雪解け水で増水される。冷たい河川の水は、Barで海水と交わるとき海底側に引き込まれる。そして外洋から、風で増幅された大きなSwellを含んだ波とぶつかり合う。温度差のかなりある水温の海水と泥を含む河川の水が、全くベクトルの異なる方向で激突して交わりながら、外海に向けて押し出される。その物凄い自然のEnergyに、人が小さな船とEngineで対するには非力すぎるのは誰でも想像できるだろう。渦巻いている複雑な海流でRudder操作が効かなくなって、波を横っ腹に受ける方向に船を向けられたら、次の大きな波で横倒し、あるいは船底を見せての完全な転覆になる。そうなれば船は簡単に沈んでしまうだろう。考えただけでもそら恐ろしい。
この時、Columbia river barにはSmall Craft advisory(以下SCA)は確実に出ていたかどうかは確実にはわからない。もしかしたら、その上位警報のBar閉鎖の告知が出ていたのではないかと想像する。そういった意味では、僕も実際にUS Coast guard艇のCaptainに、Astoria出港時にBar通過できないと言われ、引き返した経験があるので、彼らの経験に従ったWarningには従うべきだと思う。だから、今後もUS West coastの旅は引き続き緊張して運行したいと気持ち新たに思う。各所で数回Bar通過をしてきたので、自分でも多少自然を舐めた気持ちになっていたようだ。自然の表情は、刻一刻と変わり同じように見えても、変化し続けている。海に接している人なら良く分かっている事とは思うが、必ずSafety Firstで旅を、Sailingを楽しんで欲しいと思う。
本当に厚意にしてくれる地元Yachtyと知り合えて幸運だった。これらの人々にいつも助けられて、自分は本当に運が良かったと思う。また、こんな感謝の気持ちが持てるのも彼らが暖かく迎えてくれたおかげだし、こんな出会いがあるから旅が止められないのかとも思う。またいつも気に掛けてくれてどうもありがとう。感謝しています。>Captain Richard
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