
何故か昨晩疲れているのに中々眠りに落ちなくて、ずっと和種馬のこと、相棒だった馬の三日月の事を考えていた。彼女も馬年齢ではもうおばあちゃんになる。
ちょうど日本国内馬旅から十年。あの時閃いた旅の形が、やっと新たに姿を持ち始めたように思う。だから表題は「馬旅人から海旅人へ」というものにしてみた。アレ、タイトル部分にはstrikeout(取り消し線)が引けないのか。(^^;
10年前の僕は、「馬旅人」だった。今の僕は馬旅人としておいて、「海旅人」になろうとしている。いや、まだShoreしか知らない、経験も浅い、塩気が全く感じられない、「一応」が付随するYachtyですけどね。うーん、ただのLive aboarderかもしれない。
どちらにしろ、三日月との旅や和種馬のことを思い浮かべながら眠りに落ちるまで一緒に歩いた記憶から、馬が出す色々なサインを思い返し、うつらうつらと幸福な時間をCabinで揺られつつ過ごした。そういえば馬上で揺られているのも気持ちいいもんだったなぁ。
駆歩で頬に風を受けるのも気持ちいいけど、蹄鉄がポコポコ音を立てるのをぼんやり聞きながら、春の日差しの中を歩くのもまた違った良さがあるんですよね。あ、そんなことはSailingした事がある人なら乗馬の経験は無くても、同じ風の感触を知ってるか。Yachtyの皆さん、馬も、特に乗るなら和種馬がお薦めですぜ。気持ちと機会があったら山梨県・河口湖駅近くの紅葉台木曽馬牧場へどうぞ。(宣伝)
ここ2年、舟の準備でほとんどSailingしていなかった。CanadaのBoatyardでHaul out(上架)して整備中はそうは感じはなかったけれど、水上に舟を戻す9月末間近には、もの凄くSailingしたいという気持ちがあった。海上に戻ったら、毎日Sailingに出て舟を動かすつもりでいたのだ。でも実際に舟を海上に戻しNew sailsを受け取った後、CanadaからWashington@U.Sまで来て、その思いは消し飛んでしまった。やはり完全に作業が終わってないのに、VISAの問題でCanadaを作業中途で発ったからだ。まともにSailing出来る状態ではなかった。また整備し始めたら、工具や工作物でCockpitやCabinにモノが溢れ、とてもSailingして舟がheel出来る(傾ける)状態でない。
ここに来るまでは、午前中にSailingしてNew sailsとWindvaneの組み合わせを色々体験し、TrysailやStorm jibも試してSailingに明け暮れ、午後はまだ終えてない作業を少しずつ進めるつもりでいた。そして自分の身体自体も海と風と舟に慣らして行く時間にするつもりだったのだ。
甘かった。取り巻く全ての環境が変わって、思い通りに進まない上に、新たな問題が持ち上がってくる。環境も再構築しなければならない。こんな事にも思い当たらなかったのだから、やはり経験不足なのだろう。初老を迎えて何年も経つのに、まだまだ甘いな。
多分、今思い返すと、VISA問題で一時帰国するにしてもCanadaに舟を置いたまま一旦Canada外に出てから再入国して作業を続けるべきだったのだろう。しかし一年近く前に注文してあったNew sailsも受け取ってinstallしたかったし、そのSailsを使ってどうしてもSailingがしたかったのだ。
でもNew sailsはCanada内の税金支払いが嫌でU.S受け取りにしたのだし。その保管料も月額支払っているのが無駄だった。下手したら税金分より保管料の方が高くなってしまったのでは意味が無くなる。LiferaftもCanada国内は随分高くなるし(約$1000も違う)、配送料もU.Sからになるので割高になるのが嫌だった。ケチった分、U.Sに来なくてはならない理由もあったか。あ~あ、どちらにしろ先読みが浅かったなぁ。
三日月との旅の時は本当に彼女が助けてくれていた事が今になって良くわかる。僕の足りない部分を彼女が全部引き受けてくれていたんだ。今、彼女が人の姿になって僕のそばに現れ、現状を知ったとしたら笑われてしまうだろうな。
そんな思いもあって、ちょっと今更ながらBlog表題とUser名を改変するのは躊躇したけれど、今の気持ちを表明するつもりで変えてみました。
さあ、本当の意味で僕は「海旅人」になれるだろうか?「馬旅人」から「馬鹿旅人」に変わっただけだと言われないように頑張ろう。(^^;;; (力弱く先細りで) ォ‐!

作業状況と周囲の写真【茶尾助】@みつはし
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