
以前もあちこち旅していたせいもあってか、40代でRetiredして遊んでいるから、人は皆、僕がたっぷりの資金を持っていると思うらしい。残念ながら、それは違う。自分で働いて貯めたお金を全部つぎ込んで遊んでいるだけなのです。Bikeや馬も舟も。
そしてその思い切りの良さ(友人から言わせると無謀さ(^^;)は僕の下肢にも密接に関係している。陸上を歩く僕は、とうとう2006年秋頃から杖を必要とするようになってしまった。障害を持つ友人の言葉に「障害者は枯れるのが早い」というのがある。もしそうなら、身体の自由が効く早い内に身体を使った遊びはやってしまおうと考えたのだ。やらずに後悔するくらいなら、やって後悔したいという考えを持っているから。そして「ケチで貧乏」を信条にしているから、金にはシビアで渋く、無駄なお金を支出するのが嫌い。まず真っ先に底値の情報収集と費用対効果を考える。もちろん出来る作業は全て自分で。金は無いがその代わりに時間はたっぷりあるしね。
たまにProfessionalに作業を頼む時は、どうやったら少しでも技を盗めるかと考えながら、支払う工賃以上のモノを吸収するつもりで現場を離れない。そんな職人さんにはうっとおしい存在なのが僕の一面でもある。傍からそんな自分を見たら絶対、うざったいとか思ってしまうだろうな。(^^;
舟を持っているYachtyにもいろんな人が居て、海に出ると舟の大きさや個人の財力は関係ない。だからどんな人であれ海が好きで、舟が好きという人達は大らかなのだと思う。そして他人の問題を自分の事のように考えてくれる人が居るのではないかと思う。僕はそんな人達に何度も助けられた。それに対して、嫌な思いをしたことはまだ一度しかない。それも些細なことだけど・・・。
舟を購入してから、今回、旅に出るまで、約3年かかった。でもまだ自分が思う装備や整備は8割方やっと終わった所だと考えている。まだ新しく装備したSailsや機器に関して長時間接してないので、各部分に習熟してない点が多々ある。そのために時間を割くのはこれからの課題でもあるが、Shakedownはとりあえず舟に自信が持てないと安心して負荷試験が出来ない。加えて約3年、整備に忙しいことにかこつけて自分の身体の準備を完全にサボっていた事も大きな問題だと最近気づいた。これまでの過程にあったいろんな問題や各装備を少しづつ紹介して行けたらなと考えている。今回はその前段階で、今までどんな作業をしてきたか、箇条書きで掲げてみることにした。もし興味ある部分があったら、お知らせくだされば優先的に紹介してもいいかもしれない。
□木製DodgerへSolar panels(12W×4枚)の組み込み
□中古のRadar(Raymarine社製)をeBayで購入してMastにRadomeを取り付け
□Port(舟窓)の枠をPlywoodで作り、Storm port shutter材が固定できるように加工
□Companionway slide hatchが固定できるようなカンヌキ部品の取り付け
□4分割だったCompanionwayの刺し板にStorm用の一枚モノの刺し板の追加製作(pump用排出穴付き)
□好天時にCockpitからCabinやArmにつけたRadar表示部が見えるようなPolycarbonateの刺し板製作
□Diesel heaterが点火しなくなったのでGlow部分の分解修理
□Manual bilge pumpのゴム弁全交換と初めから欠損していたハンドルを新規注文して入手
□Manual head pumpを分解してゴムパーツほとんどを交換
□Windvaneの調査選別後、注文、取り付け
□Windvane取り付け用、Timber pads、Backing plate類の製作
□Windvane取り付けのためSwim ladder移設と取り付け
□Mastを倒してStandding riggingの全交換
□Furlexを外したときに、破損個所が見つかり、One-offでParts注文、新品Bearing注文、交換、組み立て、取り付け
□FurlexのLine受け皿の旧修理個所が再度壊れたので別な素材と方法で修理
□Lifelinesをuncoat type、Gate無しに変更して新品注文、全交換
□New sails(Main、Genoa、Trysail)をNorth sailのDesignerに相談して製作、受け取り、彼と一緒にFitting test sail
□その他、Sea Anchor、Drogue、load rope等の荒天用品選別と購入
□EPIRBの選定、購入、登録
□FLS;Forward Looking Sonarの選別と購入、取り付け
□Sunbrella生地を購入して雨水回収と日避けを兼ねたTarpや各種coverの縫製
□Thru-hull Valvesの全交換
□Cabin内の各部のKnockdown対策
□ガンネルのseam部分のsealant加工とteak材各部の補修とニス剥がしからTeak oil散布
□Holding tankのDeck cap固着剥がしとCap取り付け部の合板部分修理、Epoxy加工
□Propane tank Boxの分離、加工、塗装、組み込み
□Propane pipeを新規のものに交換
□Chart tableに設置予定のPC note購入と固定用台の製作、ついでにGPS receiverの台もteak材で製作、取り付け
□log付きの電子気圧計の購入と首振り台座の製作、設置、DC-DC Adapterを使って常時通電状態に
□Cabin内のLight類を全て日本製白色LEDで製作し直し、Switchも全て日本製に交換
□Navigation lightを全てLEDにて自作、取り付け
□Anchor light、Steaming lightの取り付け部分を加工して、Taiwan製交換用白色LED bulbに交換して組み込み
□Trysail専用にMain sail rail横に新たなSail rail購入、加工、取り付け
□Spin pole用blockによるMast取り付け部分の擦れ保護のためにAluminumで新たにChafe guard製作、塗装、組み込み
□Canada国内では必要なかったMarine VHFのCall sign取得、費用支払い
□保険に加入する為にDry surveyを受ける(Dryの意味は水上ではなくBoatyardに揚げた状態でのsurveyを示す)
実際はMarinaのPontoon契約が出来たのが2007年10月からなので、上記内容のほとんどはそれ以降にやったもの。Boatyardに上架したのは、2009年の5/01~同年9/30の間。それ以外に2007年に船底塗料の塗り替えのため10日間ほどNorth Vancouverで上架。後は海上保管がほとんどだったが、2007年に入ったMarinaは川にあったので、貝等が付着せず本年2009年、2年ぶりの船底掃除は楽なものだった。
作業状況と周囲の写真【茶尾助】@みつはし
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Liferaft cradle設置格闘中ayumiaruki
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