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こんにちは三日月です。
今日は読者の方から受けた素朴な質問にDiさんに答えていただきます。
今後もどんどん質問をお寄せください。
今回いただいた質問はこちらです。
【海の上では、舟の燃料の補給はどうするのですか?】(東京都 T.I.さん)
以下、Diさんからの回答です。
最初に、日本で言うガソリンスタンドは、こちらでは Gas station とか Petrol station と呼ばれるようです。またガスにはガソリン、ディーゼル(軽油)、プロパンガス、灯油などがあり混在してしまうので、僕はFuel stationと言う事が多いです。
というのも、パワーボートなどはガソリンを使うものがほとんどですが、僕の舟の燃料はディーゼルなのです。ガスという言い方をするとディーゼルでなくガソリンを給油される可能性があるのです。実際にディーゼル燃料の舟にガソリンを入れられたことがあるとBobさんに聞いたことがあります。
もちろん給油事態は日本でもおなじみのセルフ形態ですから、ホースをたどってディーゼル燃料なのか自分の目で確かめてから給油するようにしています。でもそれ以前に僕はガスという言葉を使わないように注意するようになりました。もし海上でディーゼル燃料のタンクにガソリンが入ったら、排出から洗浄まで相当な手間暇がかかることが想像できると思います。そんな目には絶対遭いたくないですもんね。
僕は日本で小型船舶に給油しているのを見たことが数回あります。その場面は、ポンツーン(※1)ではなく、湾内に高くそびえ立つ岸壁から、そこに舫っている船に向けてのものでした。船の脇にガソリンスタンドから燃料タンクを積んだ小型トラックがやって来て、船の給油口までそのタンクからホースを伸ばしている姿を見たのです。そのときは結構潮が引いていて、岸壁のかなり下に船が見えましたから、ポンツーンではない場所での給油はかなり大変な作業になることが想像出来ます。ホースが届かない場合は人力でポリタンクを使いピストン輸送しなくてはなりません。そんな状況におかれたら、手配から給油作業完了まで普通に半日仕事になってしまいますね。

カナダでは、ちょっとした湾内にあるポート(※2)には必ずFuel station(日本で言うガソリンスタンド)があります。ほとんどがポンツーン上に給油場所が存在して、そこから給油ホースを船まで伸ばして給油します。なんの不自由もありません。長期クルーズではプランを立てる段階で、ガイドブックなどを使い、どの場所に何の補給場所があるか調べてから出かけます。補給しなくてはならないものとして、飲料水、エンジンのディーゼルl燃料、調理用のプロパン燃料、食料などです。ちょっとしたスタンドは飲料水、ガソリンとディーゼル燃料の他にトイレ、スナック類からつり道具、チャート(※3)、ちょっとした船舶用備品までそろう場所でもあります。
そうそう、有料や無料でのシャワーもあったりします。僕は昨年、ずっとバンクーバーの下町に住んでいたので全然知りませんでしたが、アパートを出て舟で暮らし始めたとき、一時シャワーが無くて苦労しました。

調べているうちにいつも使っていたFuel stationにシャワーがあることを知り、使わせてもらった経験があります。最初は使用料金もわからずドキドキしましたが、そこは完璧に給油客へのサービスとして無料で使わせてくれるみたいでした。そしてFuel stationの近くにはランドリーがあったりして洗濯が可能な場合が多いです。そんな時は、シャワーを浴びる前にたまった洗濯物とコイン、洗剤を持って上陸です。身体も衣類もきれいになって気分スッキリ。上陸ついでに大好きなチョコバーやアイスクリームを手に、他の船がドッキングする様を見学するのもいい勉強になるし、楽しいひと時なのです。
※1 ポンツーン:浮き桟橋 (pontoon)
※2 ポート:船着場 (port)
※3 チャート:海図(chart)
作業状況と周囲の写真【茶尾助】@みつはし
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